静岡医療コミニュケーション研究会:用語解説
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医療従事者の教育のために、一定の訓練を受けて実際の患者と同じような症状や会話を再現できる患者を演じる人 |
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患者・家族と医療者が、実際に面会してお互いに話を交わす機会のこと |
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模擬患者を相手に医療面接を行う研修
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説明を受けた上での同意のこと |
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苦情を申し立てる人
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シナリオ | 医療従事者と模擬患者との間で行う医療面接の場面を設定するもの |
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研修方法の一つ。医療従事者と模擬患者との間で、さまざまな場面を想定して会話を実践する医療面接のこと。 |
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新しい医薬品や新しい医療機器の製造販売に関して、国(厚生労働省)から承認を得るために行われる臨床試験のこと。 |
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治験業務の円滑な進行と運営を支援する専門家 |
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悪い知らせ、患者にとって受け入れ難い情報 |
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OSCEのために、同じ症状、同じ訴えをする患者を演じる人 |
ファシリテーター | 医療面接などの研修で中立的な立場でその内容に介入し、模擬患者の振り返りを踏まえて、その場での研修者自身の気づきや感じたことを研修の学びとして、研修に参加したメンバー全体で共有できるように導く人 |
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セッションを振り返り、模擬患者とファシリテーターがそれぞれの立場で行うコメント |
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医療面接実習に用いる医療情報が書かれたシート |
模擬患者 | 一定の訓練を受けて、実際の患者と同じような症状や会話を再現できる患者を演じる人 |
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医療面接実習
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CBT | Computer Based Testingの略 コンピューターを利用した試験の総称で、医学部、獣医学部、歯学部、薬学部で行われる共用試験の一つ |
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CRC | 治験コーディネーター:Clinical Research Coordinatorの略 治験業務の円滑な進行と運営を支援する専門家 治験を実施する医療機関において被験者・医師・治験依頼者(製薬会社など)間の調整役となり、治験に関する医学的判断を伴わない業務全般にかかわる。 |
OSCE(オスキー) | 客観的臨床能力試験:Objective Structured Clinical Examinationの略 日本の医学部、歯学部、薬学部6年制課程の学生が臨床実習に進むために合格しなくてはならない試験の一つ |
PCC-OSCE Post-CC OSCE |
臨床実習後OSCE:Post-Clinical Clerkship OSCEの略 臨床実習後に総合的臨床能力を評価する実技試験で、海外では医師国家試験として実施されている国もある。 |
SP(エスピー) | 模擬患者 一般模擬患者(Standardized Patientの略)と標準模擬患者(Simulated Patientの略)の二種類がある。 |